(前回からの続き)

一方ムネオはどうであろうか。彼はロシアに他の国会議員に比較すれば多くのことを考えをもっているといえることは確かだ。彼がいなければ巷で言われてる「ムネオハウス」もできなかっただろうし、北方領土について考える機会もあったのであろう。そのような意味で他の国家議員に比べれば国益のことをすこしは考えていたのであろう。しかしこの過程でムネオは自分の利益のために、国益という仮面をかぶって様々な利益誘導をさせたところに問題があるのではないだろうか。

そしてこのようなムネオタイプの政治家は他にも沢山いるのではなかろうか。業界と一体化した地域利益誘導型の政治はもうこの時代にはもう似合わない。国会議員も、地域の代表者としての役割よりも国益をきちんと考えられる役割のほうが重視されているのではなかろうか。そのようなことを考えると果たしてきちんと考えられる国会議員がどれほどいるのであろうか。そう考えるとムネオもマキコもあまり変わらないのではないか。

国益という仮面をかぶせ様々な利益をうけてきた(とおもわれる)ムネオ。
国益の多くの部分を占める外交をおろそかにしたマキコ。
じつはほとんどかわらない。そして国益というのはなんだろうか?それを考えてみると非常に難しい。それだけ「国益」という言葉はあまりにも抽象的で胡散臭さがのこる。

(次回最終章に続く)

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